祖父の殉教を通して(1)
私は東京生まれの在日韓国人でクリスチャン3代目です。小学校から大学までメソジスト系クリスチャンの学校に通いました。父方の祖父は平壌で初代メソジスト教会の牧師兼神学校の校長でした。
祖父は戦争中、共産主義のキリスト教弾圧を受 ...
信仰復興
アメリカのキリスト教会の一つの特徴は、リバイバル運動が何度も繰り返し起こったことでした。信仰復興とは生き生きとした信仰を失っていた個人、教会、社会、国、世 ...
神との出会い
内村鑑三が札幌農学校で、新渡戸稲造らと”イエスを信ずる者の契約“に署名したのは1877年。西南戦争が起こったのは同じ年。内村は若く、西郷は晩年でしたが、西郷隆盛は、内村にとって同時代の英雄だった。あの堅物クリスチャンの内村が、神の声を ...
悶々と生きる
小学6年の図書の時間に、太宰治の短編小説を読んだ。その中に、“悶々”という言葉が出てきた。“心の中で大いに思い悩むこと。
悩む様子を外面にあらわすことなく、内心でじっと悩み苦しんでいるさま。”と辞書にあった。
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【証し】家族 | 鈴木光一
私が救われて、すぐに私の心を駆け巡った思いは家族全員の救いの事です。
愛する父母、姉妹にもこの偉大なる神様の事を知らせなければと。みんな教会には行ったことがありましたが、 洗礼はまだ受けていませんでした。いつも祈り続けてい ...
【証し】教会 | 鈴木光一
私たちはロサンゼルス・ホーリネス教会でお世話になり、信仰の先輩方から愛され、たくさんの事を教わりました。
その頃は80歳を越える方々から20歳代の若い学生さんが集っておられました。水曜日の祈祷会にも出席するようになり、主に ...
私がどのようにしてキリスト教に導かれたかを振り返ると必然だったように思われる。
私がどのようにしてキリスト教に導かれたかを振り返ると必然だったように思われる。神様が見当をつけて、私の意思とは別に、生まれる前から私は神様に捉えられていたように思う。
父は韓国で祖父と祖母に無理やり神学校に入れられる。父の ...
牧会カウンセリング
Biolaに留学していたとき、一番好きだった科目は、実践神学の牧会カウンセリングでした。私は主に宣教学を学んでいたので、必修科目ではありませんでしたが、この科目を履修して本当に良かったと思います。それは、人の深層心理について理解するた ...
レーナ・マリア
学生時代にクリスチャンの友人から、あるゴスペルコンサートに誘われました。それは、レーナ・マリアのコンサートでした。スウェーデン出身の彼女は、生まれながらにして両腕がなく、左脚の長さが右脚の半分という原因不明の障害を持っていたそうです。 ...
地上では旅人
アメリカでの留学を終え、帰国した後、韓国での就職が決まりました。世界190ヶ国で事業展開している米国企業の仕事でしたが、私の勤務地は韓国でした。韓国には、これまで留学や仕事で滞在していた経験があったほか、今回は会社が渡航費及び住居費を ...