信仰の先輩方との学び、同年代の仲間との歩み、若者達との交わり…それぞれの世代の神の家族と過ごす信仰生活は私に沢山の霊的栄養を注いでくれました。

特に教会のユースパスター達と歳が近かった事もあり、色々な教会ミニストリーを同労者のような思いを持ってお手伝い出来た事、また彼ら献身者の歩みを間近にいつも見て学べていた事が、私の根無しの信仰が一気に揺るぎないものになっていった大きな要素かと思います。

また、教会での聖書講座の学びも受講し続けていく事で初めて、礼拝メッセージで聞くだけではない、聖書そのものを探り理解を深めていく信仰の歩みの基礎を身に付ける事が出来ました。

大きな教会という事もあり、多方面に働きが広がっている恵まれた環境下にありましたが、その中でもやはり賛美、音楽ミニストリーには深く関わらせて頂き、多くを学ぶ機会を与えられました。

単純に音楽の才能、技術の有無ではなく、生きた供え物としての賛美を捧げるべく霊的に整えられていかなければならない…その芯の部分をチームで一致して持ち続けられるよう、礼拝の賛美奉仕者は共に学ぶ機会を定期的に持っていました。そこで賛美の本質、賛美者としての責任に初めて触れ、練られ成長させて頂いたと思います。

また伝道目的のゴスペルクワイヤやコーラスミニストリーに関わらせて頂く中で、神様が私達に与えて下さった音楽が、そして歌詞からくるメッセージが沢山の人々の心を開かせ、主の愛を知り救いに導かれる光景に、文字通り数えきれないほど立ち会う恵みに預かりました。

これらは神様が私に音楽の賜物を与えて下さった流れで関わる事の出来たミニストリーですが、そこで私は音楽活動そのものには携わらず、グループ内の管理や活動の裏方を担当させて頂いていて、自分がそのような奉仕をとても好きである事、喜びを持って仕える事が出来る事に自分自身が気付いた時ともなりました。

「仕える」事が私に与えられた賜物!と主にあって胸を張れる…何という恵みでしょう!

黒澤倫子



ゴスペルベンチャーインターナショナル教会
Gospel Venture International Church (GVIC)
17811 South Western Avenue, Gardena, CA 90248 U.S.A.
www.gospelventure.com/


よちよち歩きのクリスチャンとして日本に帰国した私は、夫の次の勤務先となる栃木県で生活する事となりました。

新しい土地で人の繋がりもなく、受洗した教会からの強い勧めもあって、最初の数ヶ月は毎週東京にある教会に通いました。しかし、電車で往復数時間ずつかかるような教会生活はあっという間に疲れ果て、次第に私は教会から離れたいという思いばかりが頭に浮かぶようになりました。

海外で救われた後に日本に帰国するクリスチャン、その生存率(?)は3割に満たないと言います。聖書の種まきの例えのように、芽は出したものの、根をじっくり張って栄養をたっぷり受け取ったり、またイバラを一緒に取り除いてくれる助け手がいない種は簡単に死んでしまいます。

私も本当に危なかった…あのまま苦しい気持ちで、ただ強制的に教会に足を運んでいたら、あっという間に枯れてしまった事でしょう。少なくとも、神様がまた私を引き戻して下さるまでに相当の回り道をしていたかと思います。

しかし良いお方である主は、私にとってのベストな土壌をきちんと用意して下さっていました。

地元で集える教会を見つけたいと方針を変えた私は、ネット検索をして出てきた教会を順番に訪ねてみようと思い立ちました。そして、検索結果の最初に上がってきた教会が「峰町キリスト教会」でした。

その教会の日曜礼拝に緊張しつつ顔を出したところ、LAでの共通の知り合い、また夫の会社で働いている教会員の方、海外駐在経験のある姉妹…と、瞬く間に何かしらの繋がりがある人達を沢山紹介してもらいました。(今でこそこのような経験はクリスチャンあると分かっていますが、当時の私にはかなり衝撃で、1日にして栃木が急に身近に思える場所となりました。)

峰町キリスト教会は教会員約600人という北関東有数の大きな教会でしたが、各世代のリーダー達が沢山起され、スモールグループや各活動も大変活発な”活きた体”の教会で、芽を出したばかりの私にとっては霊的栄養たっぷりのフカフカの土壌でした。 (次回に続く)。

黒澤倫子

無事に実家に戻った後は日々仕事に追われ、充実しているようで刹那的な生活を送っていましたが、2009年結婚に伴い、夫の駐在勤務で南カリフォルニアに移り住む事となりました。

海外生活が初めてだった私は、アメリカ人の友人が欲しい&英語が話したいという動機で、英語のバイブルスタディに参加するようになりました。

毎週数人の姉妹達が自宅を訪れ、私1人に対して時間を割いて聖書を教えてくれる…どうしてこの人達はここまで私に親身になってくれるのだろう?と、その熱意に不思議な思いでいましたが、彼女達はいつも「あなたがJesusを知る事が私達の願いだから」と真剣に、時には涙ぐんで話していました。

その思いに応えたいという気持ちもあり、私自身も熱心に聖書を開くようになってしばらく、有名な”放蕩息子のたとえ”の箇所を読む機会が訪れました。

私にとってはその一文一文がまさに自分の過去を見るようで、そこで恥ずかしさと共に、忘れかけていた「赦された喜び」が今一度思い起こされたのです。

かつて母が私に示してくれた愛を通して、神様が私に個人的に示して下さっている無条件の愛が”体験”として理解出来ました。こんな私をも愛して下さるなら、素直に委ねて受け入れられたいと、心から思えたのです。以前は主に委ねる人生を歩む母を馬鹿にしていた、高慢で自己中心の私は180°変えられました。

こうして2010年秋に洗礼を受けたのですが、その際に日本から届いた母の手紙には、99匹の羊のたとえと、母が私の救いの為に10年祈りを積んでいてくれた事が書かれていました。主は祈る者に必ず応えて下さる。これほど励まされる真実はありません。

その後、日本語での聖書の学びや交わりの必要を感じ始めた私は、GVICで開かれたコンサートに訪れた事を機に、日本帰国までの1年余りをGVICでも過ごさせて頂くようになります。右も左も分からなかった幼い私を温かく迎え入れて下さったGVICの皆様には感謝の思いでいっぱいです。

そして、2012年頭に夫が栃木県へ転勤となり、日本に帰国致しました。(次回、日本での信仰生活について)

黒澤倫子



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私が初めて聖書に触れたのは、弟がキリスト教系の幼稚園に通っていた頃の事です。

彼が持ち帰ってきた子供用の聖書の物語が幼心に面白く、また時に恐ろしかったりして夢中で読みました。今でもその挿絵を思い出しているくらいですから、神様のプランは私が母の胎にある頃から始まっていたのだなぁと改めて思わされます。

その後、母が家族で初穂のクリスチャンとなり、私自身もカトリック系の高校に通った事もあって、キリスト教自体は身近なものとなりました。しかし、主により頼む母の姿は当時の私の価値観から見ると自分がなく依存的な態度に思え、”神を受け入れる事は弱い者のする事”と激しく拒否をしていました。

人間誰でも人生の失敗談があるかと思いますが、私にも思い出すのが恥ずかしい大きなつまづきの時期があります。

大学時代に文字通り”放蕩娘”に成り下がった私は、両親や友人達から受けた愛情も忘れ、絶縁の啖呵を切って家を飛び出し音信不通になる…という愚かな選択をしてしまいました。

周囲の心配通り、その選びには多くの試練があり、最終的に私は路頭に迷うか実家に助けを求めるか…というところまで追い詰められました。

この時にやっと「こんな自分勝手に離れていった子供を赦してくれるはずはない…でも謝るだけでも謝りたい。どんな扱いでもいいから戻りたい。」という気持ちが私の中で大きくなり、意を決して私は数年ぶりに実家に電話をかける事にしました。

電話口に出たのは母でした。私がぽつりぽつりと謝罪を述べると、母は一言の苦言も口にする事なく「無事で本当に良かった、すぐに家に戻っていらっしゃい」と、ただ両手を広げて私を迎え入れてくれたのです。

私の全てを無条件で赦し、受け入れてくれた母の愛の深さが私の心に刺さりました。

また、こんなにも母を悲しませ、苦しめてきた自分の愚かさ、罪深さも身に染みました。

こうして私は「赦される」という貴重な経験をして、両親の愛の下に戻る事が出来たのですが… (次回に続く)

黒澤 倫子



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“新型コロナウィルス”が世界的に広がって、私たちの生活は大きく変わり始めました。最近届けられるニュースも暗いものが多く、山火事や人種差別の暴動、デモなど2020年は今までにない出来事が続けて起こっています。

その影響かもしれませんが体に異常をきたす人が多く、神経衰弱に陥り自殺者も増加してきています。この疫病は人類,

誰一人として逃れることのできない出来事です。しかし、聖書にはこのようなことが必ずやってくると預言されています。

こんな時代だからこそ、暗黒を照らす真の光である神の言葉が、またイエスキリストの神の愛が必要だと一人一人に語られているように思います。

聖書の黙示録にはこれからの近い将来、人類史上極めて厳しい患難な時代に入っていくことが書かれています。その中で私たちはどのように歩んで行ったらいいでしょうか。

100年に一度の危機とされるコロナウィルス禍で教会も変化を余儀なくされています。オンライン礼拝に切り替えるほど様々な対応を迫られています。

しかし、教会堂が閉ざされていても教会は決して閉ざされません。どんな状況下にあっても教会は存在すると信じています。

教会はキリストの体(エペソ1:23)とあるように教会の頭であるイエスキリストにあって集められた群れそのものと信じます。この時こそ聖霊の力によってこの困難な時代を希望に満たされ喜びと平和を持ち続けて2021年を迎えたく祈っています。

1テサロニケ5:9-10 神は私たちがお怒りを受けるようではなく主イエスキリストに救いを得るように定めてくださったからです。

目を覚ましていても、眠っていても主と共に生きるようになるためです。今月12月25日はイエス様の聖誕日です。私たちを救うためにこの世にお生まれ下さった神様からのギフトです。

その方を私たちが心を開いて受け入れるときにどんな状況下に置かれたとしても神の平安が私たちを包んで守ってくださります。

メリークリスマス! 

鈴木あき

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について感謝しなさい。これが、キリストイエスにあって神があなたがたに望んでおられる事です。 (1テサロニ5:16-18)

楽しいことがあったら喜ぶことができますが嫌なことがあったり、苦しい事があったときは喜ぶことができません。しかし、そんな中にあっても私達が自分の考えや思いに捕らわれることなく、キリストイエスにあるならできる。そして絶えず祈りとはいつも神に信頼し神と交わることの恵み、最後にすべての事に感謝するとあります。私にとってすべてに感謝を心から捧げよという事が心に入るまで時間がかかりました。

聖歌476番 “やすけさは、川のごと”を書かれたホレイシオ スパフォードは絶望の状況の中でも神の前で喜び、賛美し、そして感謝した人と知って、この聖歌を歌ったときに心からすべてに感謝する恵みを与えられました。彼はシカゴの弁護士であり、教授であり、ドワイトムーデイーが赴任していたシカゴの教会の執事でした。

しかしシカゴ大火災で全財産を失いました。失望の中、妻のアナと4人の娘たちをヨーロッパに送りましたが乗った船が衝突事故を起こし、妻は気を失い海上に浮いているところを助けられましたが4人の娘たちは全員天に召されました。その妻を迎へに行く途中に船上で作った曲がこの聖歌でした。

やすけさは川のごとく、心浸すとき
悲しみは波のごとく、わが胸満たすとき 
すべてやすし、御神ともにいませば

見よ、わが罪は十字架に釘付けられたり
このやすき、この喜び誰も損い得じ 
すべてやすし、御神ともにいませば。

喜び、祈り、そして感謝。これがキリストイエスにあって神が私たちに望んでおられる事、これが神の御心。私の力ではこの神の御心を行うことはできないが、キリストイエスにあってのみ可能である。救いの恵み、聖霊の喜び、神がともにおられる感謝を信仰によって捧げていこうとあの日から主に語られています。
          
鈴木あき  



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主人、光一さんは韓国人の父と日本人の母から生まれ育ちました。光一さんの父の名前はヨナといいます。主人は物心ついた時からお父さんの名前は変わっていて珍しいと思ったそうです。

韓国のクリスチャンホームで生まれ育った義父は祖父の勧めで神学校に入学しましたが1年後耐えきれずに、寮を夜逃げし、日本に留学しました。

義父は日本で医学を学び、医師になりました。その後、光一さんの母と知り合い、結婚しました。医学生の時にはスポーツ万能でスピードスケートで日本一になり、オリンピックに出場できる資格を持っていましたが国籍が韓国だったので出場できなかったことを聞きました。

光一さんはかなりのプレイボーイだったらしいと言っていました。たまに光一さんがお父さんの書斎に入ると、なぜか本棚に聖書があったのを不思議に思っていたそうです。

お母さんの愛情に支えられて家族は東京で明るく楽しい生活をしていました。そして、光一さんは大学の時にアメリカに留学しました。

1993年日本リバイバルミッションが甲子園球場で開かれることを知り、家族の救いを祈りました。神様の導きにより家族全員が参加するはずでしたが光一さんが日本に着いたその日に義父は脳梗塞で倒れ入院してしまいました。今でも不思議に思うことは病院で父と息子が特別な時間を与えられたことです。

三日間、毎日お父さんの病院に面会に行った光一さんに義父がそれまで語ったことのないことを語り始めました。義父の口から家族のとりなしの祈りで今があり、ずっと神から離れていた放蕩息子だったことを涙して、その罪を赦してほしいと光一さんに告白しました。

その時、光一さんが義父の手を取り、神様に祈り、信仰告白に導きました。あの書斎の聖書は義父をいつも励まし続けていたと 確信します。  

義父はヨナのごとく魚の中で苦しみ悔い改めた時間を与えられ、みごとに聖会の最終日三日目にイエス様の身元に凱旋しました。
                
鈴木あき



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1974年、二度目の留学の時にUSCのクラスメートとの出会いを思い出すと、全てが神様の御計画だったのだなあと感じています。

彼女の名前はギタ、イランからの留学生で5歳年下の美しい気品のある学生でした。最初のクラスからとても気が合いすぐに、姉妹のような関係になりました。その時はイランという国がどんな国か全くわからず、彼女からたくさんの事を学びました。

しかし、彼女はとても熱心なイスラム教徒で朝昼晩、身体を清め真剣に彼女の信じている神にひれ伏して祈りを捧げていました。あの熱心さはクリスチャンの私にはショックでした。その日からずっと彼女の救いを毎日祈り始めました。彼女の信じているアラーの神がどんな神なのかギタに聴きました。

マホメッドにある日、大天使ガブリエルが現れ啓示を与えられた。それがイスラム教の始まりだそうでした。父の子であるキリストは神であり、天の父と聖霊とを三位一体として信じている私にとって、いつの日かギタが真の神様、イエスキリストに出会えることを切に願いました。

今から7年まえに、私がハワイ在住の時、ギタはUSCで職を得ていましたが、同僚に誘われて教会に初めて行きました。牧師の説教を通して生けるキリストに出会い、聖霊に満たされました。そして信仰生活を始め、洗礼式を迎えました。

その時に偶然ではなく、神様の御計画に導かれて、私もロスに来ていてギタの洗礼式に出席しました。パサデナにあるプロテスタントの教会で涙ながらの証を聴きました。この動画がインターネットで流れたために、イランには戻りにくくなりましたが生けるキリストを信じて生きる喜びが溢れ出ていました。

その中でギタが、“私のために40年以上祈っていてくれた親友、あきがこの場に来ています。本当にとりなしの祈りをありがとう”と涙ながらに証ししていました。私も神様の素晴らしさに感謝しました。

今は聖霊に燃やされて毎朝、私にみ言葉を送ってくれます。         

鈴木あき



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「多くの人は道(way)があるならば、志(will)してみようと言いますが、志(will)あるところに、必ず道(way)あり」と尊敬する牧師から渡米する時にこの励ましの言葉を頂いた。

この真理を深く握り、神と一体で生きる喜びをと18歳でアメリカに留学することができました。

まずロスに着き、私の英語が全然通じないことがわかり大変でした。そしてそれに加えて驚いたことはあまりにも文化が異なり、習慣の違いなどで戸惑うことが多々ありました。

ただこの御言葉を信じ、聖書を離さず祈り歩む時に、神様が一つ一つ私の志の道を開いてくださいました。恐れなどは全くなく、神様が必ず最善に導いてくださると信じ、実際そのようにして下さいました。毎朝、神様は御言葉を通して新たなる力と喜びを与えてくださいました。

志あれば必ず道は開けると信じて動きだし、困難な状況下に置かれても信ずる如くなると生きれば、神が助けられ、神と一体で生きることができる。

どんなに生きずまった状態にも、神の愛と善意にすがって、必死に祈る時、必ず救いの道があり、神が助けようとして道を開いてくださいました。

マザーテレサが「もし本当に祈りたいのなら神の声を聴くことを学ばなければなりません。心の静けさの中で神は語り掛けるのです。そしてその静けさが必要であり、清い心が与えられたときにそのことが実現します。」と語られた。

失敗もたくさんしましたが全てを益として導いてくださりました。人間の思いをはるかに超えて、神が愛であり、神は私の為に道を開き, 私の希望を実現させ、繁栄と幸福に生きる希望に満ちた生活にと導いてくださった。

「意志するところ道は存在する」なぜなら、神が人間の善き意志には応え、助け、道を開いてくださるからです。

「神を信ぜよ!」と言う聖書の言葉を握り、神の愛と力を仰いで事を行うとき、どんなことでもなると信じ歩み続けている。

主に栄光 ハレルヤ!

鈴木あき



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8月号は戸羽正一兄のお証しを紹介致します。大きな深い困難の中からついに神様と出会う体験は感動的です。もし、このような困難や悲しみが貴方や私が経験したら、果たして神様を信じていたであろうか、いや神様を呪い、教会を呪い、信仰を嘲笑っていたのではなかろうかと思わされます。

私達前原家は戸羽兄が教会に来られる前から存じ上げていたご夫妻でした。それは、娘の愛子が、天にお帰りになられた尚子奥様からピアノのレッスンを受けていたからです。当時はまだGVIC は初めていませんでしたが、やがてご夫妻をお誘いするようになりました。暫くして奥様が亡くなられ、戸羽さんも手術を受けられたと聞き、お見舞いに参じました。二度目の病院訪問のときは同兄が全身動けずベットに横たわっていたあの光景はショックで私の脳裏から消える事はありまません。どうぞ、祈りつつお読み下さい。前原利夫

証:「主に委ね、勝利への道」 戸羽正一

COVID-19の 蔓延の為 他人との接触を避けて過ごす毎日、余裕の時間を利用して、聖書を読みました. 特にインスピレーションの湧く詩篇を朗読しています。私がこのGVIC教会を訪ねたのはピアニストだった亡妻が未だ元気でいた頃の14年前のことです。其れ以前の数年の間、すでに、彼女の腎臓は悪くなっており、透析を続けていましたが、体力がなくなり、移植が唯一の救う方法でした。然し、U.S.国内では、マッチする腎臓を得ることがほぼ不可能なため、移植を他国に求め、やっと、フイリピンで、マッチする腎臓をお金で買える事になったのです。

2007年の12月初旬に、入院しましたが、数時間後、昏睡状態で手術室から出て来ました。正常な意識に戻らないまま、急に、死を知らされたのです。驚き、呆然として、病院の地下部屋のモルグの一角に、ミクロの個体となった亡骸を抱きかかえて、唯々、号泣する自分でした。

彼女の沖縄の親戚と共に火葬と葬儀を現地で済ませ、LOS ANGELESに、単身で戻ったのは、翌年の2008年の1月末でした。暫くは何も手につかず、無気力なままの毎日でしたが、これを機会に長年勤めたTOYOTA(TMS)から退職を計画する内、今度は、自分の健康管理に注意するべく決心しましたが、自分の右腕に“痺れ”を感じ、主治医に神経外科医を紹介してもらい、首の MRIの断層写真で診断の結果、2008年の8月末に、ついに、外科手術をすることに決心します。

2時間の手術を終えて病室へ移動しましたが、その日の午前0時を回った頃、目が覚め、自分の両手の指先が曲がり、両脚が動かなくなっていたのに、仰天し、看護婦に叫び続けました。担当医者が事後のオープン手術を行ったところ、不適切な手術処理の為、両脚が動かなくなっていたのです。2度までも悲劇的運命に落されるとは想像をするさえできませんでした。自分の余命もその後、最長5年までなのではと、絶望感に苛まれる日々でした。

「わたしは山に向かって目を上げる。我が助けはどこから、来るだろうか、我が助けは 天と地を造られた主からくる」詩篇121篇1&2(口語訳)

その後、前原牧師に導かれ、2009年に2人の友人達と共に、GVICで洗礼を受けました。

「主によって喜びをなせ、主はあなたの心の願いをかなえてくださる」詩篇37−4節

「貴方の道を主に、委ねよ、主を信頼せよ。主が成し遂げてくださる」 同−5

その後、IP細胞(STEM CELL)を使った手術・治療などを ドイツ・DUSELDORFFやPANAMA-CITY(USでは未許可)に求めました。現在は毎日自宅で介護人のヘルプで1時間、全身ストレッチ体操とウェイトリフチングを励行しています。主は、12年前の絶望の崖淵から救いの手を差し伸べて下さっています。現在も生きる勇気と、そのた為の糧を下さっています。

更に、財政的な自由の恵みも下さいました。信頼できる人柄の フィリピン人の兄弟組の介護人と巡り会わせ、長期直接契約で、自宅に共に起居してくれていますので、家族のように大切にしています。趣味は、読書、CLASSIC MUSICや Los Angeles Opera定期公演購読者。こうして、聖書に親しみ、自らの道を主に求め、「主イエスに身を委ね」続けています。そうすれば「主が成し遂げてくださる」のだと思います。 



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