御言葉なる〜新聖歌316番(聖歌500)“Trust and Obey”
Don Moen – Trust and Obey
「するとサムエルは言った。「主は主の御声に聞き従うことほどに、全焼のいけにえや、その他のいけにえを喜ばれるだろうか。見よ。聞き従うことは、いけにえにまさり、耳を傾けることは、雄羊の脂肪にまさる。」(Iサムエル15:22)
人生とは、慌ただしく、混乱に満ちています。自分自身を超えた何かに完全に自分を明け渡し、その存在に心から従うことがなければ、忙しいだけの人生に変わりは訪れません。
神様の導きに従いたいと切に願い、神様の偉大な愛と知恵に心から信頼することは、すべてのクリスチャンが目標とすべきことです。
人生における神様の祝福の第一段階は、神様に信頼し従いたいという願いです。
1886年、ムーディー聖書学院の音楽部部長だったダニエル・B・タウナーは、マサチューセッツ州ブロックトン市で行われた伝道者のD・L・ムーディーが導く聖会の奏楽を担当していました。
その中で、ある若者が立ち上がり、証をし、このように言いました。「確信はないです。でも僕は、神様を信頼しよう、神様に従おう、と思います。」
タウナーはこの言葉を急いで書き止め、J・H・サミス(長老教会の牧師で、後にムーディー聖書学院の教師になった人物)に送ります。この言葉を元に、サミスは本聖歌の最初の5節を書き上げました。
救いは、神様の領域です。私たちがすべきは、その「神による救い」を信頼し、そこにある真理に従うことです。
『御言葉なる(原題の意味は『信じて従う』)』の聖歌は、クリスチャンがキリストによる贖いの働きを信頼すること、そして日々の生活の中で御心を行動に移すことと神様に従いたいと願う結果起きることのバランスを描き出しています。
そのように生きて初めて、私たちは真の平安と喜びを経験できるのです。
峯岸麻子
詩編37:3-5、ヨハネ8:31、14:23、ヤコブ2:14-26、Iヨハネ2:6参照
Taken from [Amazing Grace] ©Copyright
September 22, 2017, Kenneth Osbeck,.
Published by Kregel Publications, Grand Rapids, MI
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