聖歌347番 いかに恐るべき | “God Will Take Care of You”


Aretha Franklin – God Will Take Care of You (Official Audio)

あなたの重荷を主にゆだねよ。主は、あなたのことを心配してくださる。主は決して、正しい者がゆるがされるようにはなさらない。」詩編 55:22

クリスチャンである私たちは、救いと永遠の命について神を信頼しています。しかしながら、日々の生活で、神が私たちをケアしてくれるということに関して、疑いを持つことがないでしょうか?困難の中にある時、私たちはみんな、神が私たちを大切に思ってくださっているという事実を再認識する必要があるように思います。

だからこそ、主が自分の子供たちに深く思いを寄せられていることを歌う本聖歌は、非常に多くのクリスチャンの慰めと励ましになってきたのです。

その仕事がどれほど大きくても、その試練がどれほど難しくても、その危険がどれほど差し迫ったものでも、そしてその必要がどれほどあったとしても、私たちは心配する必要はありません。私たちはただ、「神の愛の御翼」の下で、「主の御胸に身を任せる」ことができるのです。

本聖歌の作者であるシビラ・マーティンは、彼女自身が神の愛の中に休むことを学ぶ必要がある中で、この聖歌を書きました。彼女の夫のW・スティルマン・マーティンは、高名なバプティスト派の伝道者でした。1904年のとある日曜日、スティルマンは、遠方で説教の奉仕を依頼されていました。

しかし妻のシビラが急病になり、とても同行できそうにありません。奉仕を断ろうかと考えていた時、息子が大きな声で言いました。

「お父さんが今日、説教することが神様の御心なら、お父さんが出かけても、神様がお母さんのことを守ってくださるとは思わないのですか?」その日、スティルマンの説教を受け、数名の人が信仰決心をしました。

帰宅すると、妻の体調は大きく改善しており、忙しそうに机に向かっています。息子の言葉に触発された彼女は、この聖歌の歌詞となる詩を書いていたのでした。

その夜、スティルマンがこの詩に曲をつけました。そして、傷ついた人々に神の愛を伝える魅力的な聖歌がまたひとつ、神の民に与えられたのです。

峯岸麻子

ヨブ23:10、詩編57:1、イザヤ41:10、
Iコリ10:13、ピリピ4:19、Iペテロ5:7参照
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September 22, 2017, Kenneth Osbeck,. Published by Kregel Publications, Grand Rapids, MI Used by permission of the publisher.
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