溢るる主の恵み(最終回)

コ ロ ナ禍 が 始 ま り わ が 社 も 愈 々 最 後 だ と思 い 祈り始めたとき、主の導きで失業保険が与えられ、またSB A(中小企業局)の色々な補助金を受け、財政が持ち直し営業に安定を感じました。

予期せぬ政府からの援助はまるで60 年 間働き 続けた 天からのペンション で、これまでのビジネスのあり方を一新しました。コロナ禍では大きな団体で行動することを禁じたので、小グループをターゲットに企画を練り直しました。

地元のカリフォルニヤ、アリゾナ、ラスベガス等の沢山の企画が喜ばれました。この範囲だと日帰りの距離であり、旅費も無理の無い誰でも行ける企画で大好評受けました。コロナ感染の心配もありません。

私は神様の祝福を受け、また先生や兄弟姉妹たちの支え、祈りを感謝して、何か奉仕をさせて下さいと祈らずにはおられませんでした。 そこで示されたのが毎回の礼拝、賛美奉仕者の皆さんにランチ・弁当を礼拝後に差し入れることでした。

毎週できるだけ品を変えての手作りの弁当、お店から礼拝の終わる前にお届けしました(礼拝はパンデミックの期間中はライブ配信)。これは恵みのお裾分けとして“弁当配達“の私の奉仕でした。今は、礼拝後、月一のランチの提供でご奉仕をさせていただいています。感謝。

これまで、崖ぶちに立たされたような厳しいビジネスの中でも、主は紅海の海を分けるかの様に次から次と助けて下さったこと、仕事に打ち込んだ60年をこのように締めくくることはなんと幸いでありましょうか。主を信じる者は決して失望に終わることはありませ。アーメン

「聖書はこう言っています。『彼に信頼する者は、失望させられることがない。』」ローマ人への手紙 10章11節

今回で最後の証になりますが 、常に主と共に歩むようにと支えてくださっ た前原先生初め教会の皆さまに感謝をいたします。

84歳までイエス様に守られてきた我が人生の 旅 、皆様にも素晴らしい「恵みの旅」でありますようにと祈 りつつ、、。ありがとうございました。

上原民子