スタバか?教会か?

ここ南カリフォルニアではスターバックスコーヒーはどこにでもあるコーヒーショップですが、その認知度、人気度は相当のものです。

スターバックス(以後スタバ)の創設者は、愛をモットーに人々が安心して寛げる場所を提供したいというところから1971年にカフェを始めました。コーヒーを飲んでもらうためのカフェではなく、人々がそこに憩うためのカフェ。お客様に愛されるカフェ経営には、従業員の教育に時間をかけ、働く人々が意欲を持って喜んで働くことができるように組織パフォーマンスに力を入れ、見事な成功をたどっています。

『スターバックスリザーブ』という高級コーヒー豆の焙煎工場とカフェが合わさったスタイルで、食器やサービスもグレードアップした新しいスタバ、人気のスポットだそうです。

愛をモットーとするスタバの経営が成功し、この素晴らしい成長の姿から、私たち教会は何を学ぶのか。教会とスタバを比べる必要はないけれど、もし、教会が私たちがスタバを利用するように身近で魅力的ならば、もっと変わってくるのではないかな。。。とこの猛暑の中思いました。

スタバの朝のドライブスルーの代わりに、朝は『教会deコーヒー&ドーナッツ朝祈祷』。そして、出勤。夜は教会で聖書の学びだったり、祈祷会(それはそれは楽しい時間!)。昼間は『教会deキッズ大集合』『主婦のお楽しみ会』アフタースクールには宿題を見るよ!教会。

夕方からはユースのバンド練習。人々の中にこれらが教会であり、当たり前に教会で過ごすことがで来たなら、スタバよりずっと一人ひとりのニーズに応えることができるのは確かです。

いつもまでも残るのは信仰と希望と愛。これら三つです。その中で一番優れているのは愛です。」1コリント13:13

スタバと同様に(本来愛をモットーは私たち教会が元祖であるが)愛をモットーとする教会が成長するために、主がご自由に働けるために私たちに何ができるのかを考えて見ましょう。

1)ビジョンを持
イエス様の福音がなければ誰一人救いを確信して生きていくことができない。この福音こそが人を生かし、人生の目的を得ることができる。とすれば、スタバのビジネスの成長よりもずっと魅力的な成長が教会に与えられるのは間違いない!私たちは自信を持って、教会の働きにビジョンを持っていきましょう。

 2)伝道しよう!  
神様は実にユニークに人々を創られました。その一人一人は高価で尊い存在であるのですから、その方の救いのために、時間を割き、立場に寄り添い(理解する)、わかりやすく語る(論理的に)個人的な感情や憶測ではなく、生きて働くイエス様を証する。伝道はイエス様を紹介することです。

 3)弟子訓練に励もう!
リーダーは、礼拝、学び、普段の生活を通してイエス様と共に歩むことをリードすることはとても大切です。この訓練の中に証が与えられ、分かち合い、祈り、励ましが起こります。

クリスチャンの本来の姿は、主のみ言葉を聞き、主を賛美し、み声に聞き従う姿です。

そこにはいつも主の光があり、人々はそれを見て、教会へ家庭集会へとやってくるでしょう。これは決して理想論ではなく、私たちが本来の神様との関係を持つことができるなら、スタバよりもずっと魅力的な場所、憩いの場所は教会となるのです。

キム明子