去る3月20日、前原先生より「Re: 突然のメールを失礼いたします。」というメールを受け取った。

「何だろう?」と思って開くと、北海道札幌にある「オープンドアチャペル」の教会員,北島優さんという男性から送られてきたメールの転送で、同じ教会員、三熊武宏君という男性が、高校時代教育実習にきた一人のクリスチャンによって彼もクリスチャンになったという内容だった。メールを読んでいくうちに、今から46年前のある出来事を思い出した。

明治学院大学で英文科だった私は、卒業後英語の高校教師になろうと教職課程を取り、1972年自分の卒業校「北海道北見柏陽高校」に教育実習に行った。職員室で、私の担当するクラスの担任は名簿を開いて「このクラスの何人かは問題児だ!」と彼らの名前を指さすのだった。

確かに、クラスに入って「○○君、英語の本を読んでみて下さい!」と言っても、「読めな~~い!」と言う返事が返ってくるだけ。それでも、数週間教え続けた。

しかし、最後の授業で私は教室にギターを持って行き、「今日は先生ギターを弾いて歌うので、興味のない者は寝てても良い!」と言って, 道立の高校ではあったが、クリスチャンの私は数曲ゴスペルソングを歌い始めた。そして私がどんなふうにクリスチャンになり、イエス様を信じてからどんなに変わったかを話し、授業を終えた。

ところが家に帰ってから1時間ほどして、そのクラスの約10名ほどの学生が私の家の玄関戸を叩き、「先生、さっき話してくれたイエス・キリストの話もう少し聞かせてほしい!」と言うのだった。それも、そのほとんどは先生が「どうしようもない問題児!」と言う生徒達だった。その一人に三熊君もいた。

彼らを家に入れ、イエス様について1時間位話しただろうか。東京に戻ってからも「教会に行ってほしい!」と手紙を書き続けた。半年後に香川紅子という女の子から「来週みんなで教会に行くかもしれない!」とだけ便箋の真ん中に書いて送られた。そして彼らが行った教会は、「キリスト兄弟団北見栄光教会」という神学校卒業して間もない堀由紀子牧師が開拓始めたばかりで人はほとんどいなかったようだ。

ところが不思議なことに「問題児」であるはずの彼らがそれから毎週教会に通い始めたという。半年後、また手紙が届き、「イエスキリストを信じるかもしれない!」とだけ書いてあった。私はまた祈った。最初に香川紅子が洗礼を受けたという。しかし、それから芋ずる式に彼らはキリストを信じ、洗礼を受けたのだった。その中に三熊君もいたのだった。

三熊君は高校を卒業後、私のように大学の英文科に入り、卒業後は北海道の警察官となった。それから数年後、彼は得意な英語が認められ、「在英国日本国大使館二等書記官」として3年間勤務したという。今では彼らも60歳を過ぎているが、香川紅子さんは名古屋一麦教会役員、三熊君は札幌の教会で1~2か月に一度礼拝説教の奉仕をするなど、良きキリストの証し人として活躍しているという。

主にハレルヤ!
  
織田恭博


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