こころの緒琴に 賛美歌531 Sweet Peace, The Gift of God’s Love”

「あなたのみおしえを愛する者には豊かな平和があり、つまずきがありません」   詩篇119:165

ありとあらゆるものを手に入れたとしても、心の平和を得ることはしばしば難しい。心の平和という祝福は、それほどまでに貴重なものと言えるでしょう。しかし、平和とは私たちが主から離れることによって失われるという、選択を伴うものでもあります。

イエス様は、私たちが創造主と永遠の交わりを喜ぶために私たちと神との間を取り持ち、人間と神の間に平和をもたらすことをその使命とされています。

作者のピーター・ビルホーンは、神を受け入れた直後の20歳から賛美歌を作り始めて2千曲以上の曲を生み出すと共に、ビリー・サンデーをはじめとする主要な伝道者たちの集会で賛美リーダーを務めた人物です。

ある晩、バイブルキャンプで自作の賛美歌を歌っていた時、友人が「その賛美は君の声にピッタリ合っているね。僕の声にもそのくらい合う賛美歌を書いてくれないかなぁ」と冗談めかして言いました。「どんな感じの曲がいいのかい?」「きれいな曲なら何でもいいさ」そう言われた彼は、その夜にすぐに賛美を書きあげるような人物でした。

その次の冬、ビルホーンは悲惨な列車事故に遭遇します。その事故で、血だまりの中で静かに横たわる人を見た彼は、私たちの罪の贖いであるキリストの血を思い出し、列車に乗ったままの状況で『こころの緒琴に』を生み出しました。

この曲の誕生以来、人々はこの賛美の歌詞に感動し「天からのすばらしい賜物」を改めて強く思い出し、それを自分の生活に生かしています。神が与えてくださった平和という賜物について考えましょう。平和のある生活は神を賛美する生活に、そして賛美する生活は平和のある生活に導いてくれるのです。

峯岸麻子

イザヤ57:21、ガラテヤ5:22、ピリピ4:6、7、 コロサイ 3:15参照

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September 22, 2017, Kenneth Osbeck,.
Published by Kregel Publications,Grand Rapids, MI
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「あなたがたは、私たちの主イエス・キリストの恵みを知っています。すなわち、主は富んでおられたのに、あなたがたのために貧しくなられました。それは、あなたがたが、キリストの貧しさによって富む者となるためです。」  IIコリント 8:9

天の回廊の中には『驚くべきイエスの愛と恵み』が、こだましています。そして救い主の深い愛とカルバリを考えるたびに、今日のクリスチャンも皆、『驚くべきイエスの愛と恵み』について、大きな声で叫びたくなるでしょう。

1918年の発表以来、『ああ驚くべきイエスの愛よ』は、最も私たちを元気づける聖歌のひとつとして、聖歌隊、会衆賛美のいずれにおいても長く、また繰り返し歌われてきました。作者のリレネスは、同じく作曲家だった妻のバーサと共に国内の様々な場所を旅しながら、著名な賛美リーダーのために作曲活動を行ったり、聖歌隊の編隊に携わったりしました。

リレネスが書いたおよそ4,000曲の中からこの賛美を見つけたのも、そうした賛美リーダーの一人、チャールズ・アレキサンダーでした。当時(19世紀初頭)行われていた大規模クルセード集会において、大聖歌隊による賛美としてこの曲が最適だと、アレキサンダーは考えたのです。

以来、この聖歌は大きな支持を受けてきました。『深さ広さ誰が図り得る』キリストの『恵みの深さ広さ』を思い出させてくれるこの聖歌を礼拝で歌うたび、今日の私たちもまた、畏敬の思いと感動に打ち震えるのです。

峯岸麻子

使徒15:11、11、テトス3:7、へブル4:16、Iペテロ5:10参照                
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『権力によらず、能力によらず、わたしの霊によって』と万軍の主は仰せられる。』 ゼカリヤ 4:6

救い主の誕生を思い出すクリスマスや主による死への勝利を祝うイースターは、いつの時にも心が躍るものです。しかし私たちは、キリストの昇天あるいはペンテコステを忘れてはなりません。

私たちをとりなすために、キリストが昇天してくださらなければ、あるいはキリストが私たちに聖霊を送って住まわせ、導いてくださることがなければ、天の父なる神と私たちの関係は全く以って不完全なものになっていたでしょう。

ペンテコステ期の賛美の中でも最も素晴らしい賛美のひとつに数えられるのが、この賛美歌183番です。作者のジョージ・クローリーは、長老教会の牧師であり、「神学においては原理主義、政治においては猛烈な保守派、そしてあらゆる自由主義の形に激しく反発する」人物として知られていました。1番から4番まで、それぞれの歌詞には以下のような重要な霊的意義が込められています。

1番:自分の人生を一時的なものから霊的なものに集中する人生に変えていきたいという思い
2番:自分自身のすべてを、完全に神に捧げること
3番:祈りの中で、聖霊と完璧につながっていることを気にかけ、知ること
4番:聖霊充満の生活を語る、最も美しい隠喩『わが心の祭壇に主の愛が火を灯される』

この時代、今日においても、聖霊がキリストに対するさらなる愛と献身の思いを与えてくださるように、この賛美の真理がより完全なものとして、個人的なものとなるように、聖霊の教えがあるように、祈りましょう。

峯岸麻子

詩篇51:10、11、ヨハネ15:26、ローマ5:5、
8:1-4、エペソ4:29,30参照

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「それで私は、この方を見たとき、その足もとに倒れて死者のようになった。しかし彼は右手を私の上に置いてこう言われた。「恐れるな。わたしは、最初であり、最後であり、生きている者である。わたしは死んだが、見よ、いつまでも生きている。また、死とハデスとのかぎを持っている」黙示録1:17~18

イエス様は「素晴らしかった」のではなく、「今も素晴らしい」。なんという栄光に満ちた深い真理でしょう!イエス様は単なる歴史上の人物ではなく、今日においても生ける現実の存在なのです。墓から甦えられ、私たちを擁護するために、父なる神の右に座しておられるイエス様という真理。この真理の上に、キリスト教のすべてがあります。

チャールズ・ウェスレーがこの聖歌を作ったのは1738年のこと。ウェスレー派の教会として最初に建てられたチャペルは、かつて鋳物工場であった場所を改築したもので、後に「工場教会」として親しまれるようになりました。このチャペルでの最初の礼拝のために書かれたのが「よびとよ うたえ」です。

以来、キリスト教徒としてのあらゆる経験を反映させた作品を6,500曲も残したウェスレー。彼の聖歌には、人間としてのキリストが表現されています。また、キリスト教の信念が分かりやすい形で描かれ、時には個人の信仰あるいは死までをも描いていると言われてきました。

人間の永遠がこの地上の墓にあるならば、私たちは希望のない、哀れな存在です。しかしクリスチャンには神と共にいる明日を約束した甦りがあります。置かれた状況にかかわらず喜びながら毎日を過ごせるのは、この約束への期待があるからなのです。

峯岸麻子

マタイ28:1~9、使徒2:24-28、 
Iコリント15:4、20、55-57参照

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やがて天にて 聖歌 638 | “When We All Get to Heaven”

歌:安藤秀世
℗  2001 Maki Music Production, Inc.
【試聴】

「次に、生き残っている私たちが、たちまち彼らといっしょに雲の中に一挙に引き上げられ、空中で主と会うのです。このようにして、私たちは、いつまでも主とともにいることになります。こういうわけですから、このことばをもって互いに慰め合いなさい。」第一テサロニケ 5:17~18

あらゆる種族、言葉、国を超え、すべての人々が主に相まみえ、ともに「勝ち歌を歌わん」と歌う喜びの日。未だ地上にいる今日においても、私たちが神にささげる礼拝は、この喜びの日を味わうようなものでなければなりません。

この聖歌の作詞者、エリザ・ヒューイットは、フィラデルフィアに住む学校教師で、一般の信徒でありながらも、19世紀後半の日曜学校の普及に深く携わり尽力した人でした。

この時代に書かれた賛美や聖歌がそうであったように、エリザが歌を作ったのは、子供たちに福音の真理を伝えるためでした。メソジスト教会の修養会によく参加していた彼女は、そこでウィルソンはメソジスト派のフィラデルフィア教区長の妻であるエミリー・ウィルソンに出会い、彼女と共にこの老若男女に愛される聖歌を完成させました(初版の発表は1898年)。

神の家族が全員顔を合わせ、永遠に賛美を喜ぶ天国の日がどんなに素晴らしいものかを想像してみてください。その栄光に満ちた希望は、あなたの一日を明るくするでしょう。そしてその希望はまた、あなたを真実で信仰に篤く、信頼に値し、喜んで奉仕する人にし続けてくれるのです。

峯岸麻子

詩篇16:11、イザヤ35:10、ヨハネ14:2、3、Iコリント15:54-57参照
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「神はそのひとり子を世に遣わし、その方によって私たちに、いのちを得させてくださいました。ここに、神の愛が私たちに示されたのです。」 第一ヨハネ 4:9

夫婦であれ、家族であれ、仕事であれ、あるいは友人であれ、人間関係における愛の力を侮ることはできません。そして、人間に対する神の神聖なる愛は、人間同士のいかなる愛の形をはるかに超えるのです。

この賛美歌は、チャールズ・ウェスレーが書いた6,500を超える賛美のひとつです。1747年に書かれたこの素晴らしい賛美は、キリスト教教義の様々な要素に触れています。キリストの受肉に見られる神の愛を大きく称え、その後に清めというウェスレー主義について触れています。

また第三節では、神を信じる一人一人の体に宿る聖霊の真理を強調し、第四節では、私たちの信仰が栄光と共に増し加えられることについて語っています。

清めの教義に関しては、キリスト教徒の間でも様々な解釈があるとは思いますが、主の恵みの中で成長したいというクリスチャン一人一人が持つ当たり前かつごく基本的な真理については、どんな人も反論の余地はないのではないでしょうか。

私たちの心、知性、そして思いは神様の愛に支配されなければなりません。自分の人生の中で、神の愛がこのようにあなたを支配してくださり、それが真理となっていくように祈りましょう。

ヨハネ3:14-21、ピリピ1:6、コロサイ1:28、Iヨハネ3:11-24参照

峯岸麻子

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聖歌249「過ぎにし昔も」“O God, Our Help in Ages Past”

「主よ。あなたは代々にわたって私たちの住まいです。山々が生まれる前から、あなたが地と世界とを生み出す前から、まことに、とこしえからとこしえまであなたは神です。」詩篇90:1-2

新年の始まりに何も感じない人はいないでしょう。私たちはみんな多くの疑問や懸念を持って、この先何が起きるか分からない未来の入り口である新年の始まりを迎えるのです。

この賛美に書かれているのは、詩篇90篇を要約した「時」の神秘です。時に「イギリス賛美の父」と呼ばれるアイザック・ワッツによる600にも及ぶ賛美の中で、最も有名であり、最も素晴らしい作品のひとつとして広く認められています。

当時の会衆賛美は、重厚な韻律の詩篇を歌うだけでした。聖句以外の言葉を使って賛美することは、神に失礼であると考えられていたのです。若い時から、詩作における大きな才能を開花させていたワッツは、この英語教会の会衆賛美に関して徐々に問題を感じるようになったのです。

父親から「もっと歌いやすい賛美を書いてみてはどうだ」と頼まれたワッツは、25歳の若さで新しいスタイルの賛美歌集を出版します。

その中におさめられたこの曲は詩篇を元に書かれた聖歌であり、今日も広く歌われています。250年を経た今も、ワッツのこの賛美は、神の誠実なご性質を映し出す過去、そして未来に対する神の確実な約束を、時宣にかない、私たちに教えてくれるのです。

詩篇33:20、48:14、90、イザヤ26:4参照

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「その子はすぐれた者となり、いと高き方の子と呼ばれます。また、神である主は彼にその父ダビデの王位をお与えになります。彼はとこしえにヤコブの家を治め、その国は終わることがありません。」ルカ書 1:32、33

私たちの主の誕生祝いの準備は、クリスマスの4週間前の日曜に始まり、この時期は待降節として知られています。待降節は、救い主の到来と救い主による地上での王国の立国に関する旧約聖書の預言を中心においています。

救い主の到来は、その誕生の600年前に預言されています。当時、ユダヤ人はバビロン捕囚の最中にありました。

以来、ユダヤ教徒たちは非常に熱い思いと期待を持って自分たちを自由にしてくれる救い主を、何世紀にもわたって心から待ち「御民のなわめを解き放ちたまえ」と祈ったのです。

そしてついに、長く待ってきた天の御告げがなされます「きょうダビデの町で、あなたがたのために、救い主がお生まれになりました。この方こそ主キリストです。」 (ルカ2:11)

この賛美歌は、もともと中世の教会の礼拝における交唱歌で、クリスマス・イブ直前の一週間に行われる夕べの祈りで使われました。

それぞれの交唱は、来るべき救い主への挨拶であり、旧約聖書に書かれた救い主の呼び名(知恵、インマニュエル、力ある主、エッサイの根株、夜明け、ダビデの家の鍵)がその中で歌われています。

印象的な様式の曲も古代からのものであり、詠唱あるいは単旋律聖歌として知られる、最も初期の聖歌の形を元にしています。

イザヤ7:14、9:6、11:1、22:22、マタイ1:22,23、ルカ1:78、79、ガラテヤ4:4、5 参照

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【試聴】tribute to MIYAKO (Blessed Assurance) | Yuri Matsuo (NCM2)


 
「そのようなわけで、私たちは、心に血の注ぎを受けて邪悪な良心をきよめられ、からだをきよい水で洗われたのですから、全き信仰をもって、真心から神に近づこうではありませんか。約束された方は真実な方ですから、私たちは動揺しないで、しっかりと希望を告白しようではありませんか」 へブル 10:22、23

キリストを救い主として受け入れたと言いながらも、自分と神との関係を疑い、確信を持てないという悲劇の中で人生を歩む人がいます。しかし、私たちの心の中に神がいる、そう思える人生に絶対的な自信を持つことができると、聖書は教えています(Iヨハネ5:13)。

この自信は自分の気持ちの持ちようや周りの状況に基づくものではありません。むしろ、その基礎にあるのは、誠実なる神が与えたもう約束と神の霊感により書かれた御言葉です。私たちにどれだけの信仰があるかということではなく、私たちの信仰の対象、キリストご自身に、その基礎があるのです。

この聖歌の作者はファニー・クロスビー。医療ミスにより生後わずか6週間で視力を失ったにもかかわらず、95年の生涯で8,000を超える歌を作りました。19世紀、この聖歌は福音的礼拝の中で重要な役割を果たしてきました。彼女の聖歌の歌詞で、どれほどの人の霊性が高められたか。その数は私たちの想像を絶することでしょう。

コネチカット州、ブリッジポートにある彼女の墓碑には、マリア(ラザロの姉)がイエス様に香油を注いだ後に彼女が主から受けた言葉が刻まれています。「この女は、自分にできることをしたのです」(マルコ14:8)

峯岸麻子

イザヤ12:2、ローマ 8:16,17、15:13、テトス2:13、14、ヨハネ5:13、黙示録 1:5、6参照

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Alan Jackson – I Love To Tell The Story (Live)

「正しい者の結ぶ実はいのちの木である。知恵のある者は人の心をとらえる」箴言11:30

弟子訓練に励み、日々、主との親密な関係を深めていく中で、神を知らない魂が救われていくことは、ごく自然なことでしょう。魂の救い、すなわち神を知らない人々を決心に導くことは、手練手管で相手を納得させるような販売術を用いることとは違います。

それは、シンプルに神のメッセージ、福音の客観的歴史的事実、そして聖霊の力と愛の中にあるイエス・キリストの権威をもって相手と話をすることです。

自分の信仰を人に話すことは喜びと満足を感じる経験ですね。これは、この聖歌の作者であるケイト・ハンキ―にとっても同じでした。長老教会の会員であり裕福な銀行マンの家に生まれたケイトは、若い時から伝道への熱い思いを抱くようになりました。

経済状態の如何を問わずすべての子供たちを対象に日曜学校を開き、それは地域に大きな影響を与えました。ここで学んだ生徒たちの多くが、熱心な働き人となっていったのです。

30歳の若さで重病になった彼女は、長い療養生活の中でキリストにある自分の人生について長い詩を書きました。その詩の後半部分、「語られた話」と題された50篇の詩が、この聖歌の詩の基礎となりました。また詩の前半部分は、今も広く歌われている “Tell Me the Old Old Story”の歌詞となっています。

ダニエル12:3、マタイ4:39、使徒4:12、Iペテロ3:15、Iヨハネ4:9、10参照

魂の救いについてよく引用されるこの話について、真剣に考えてみませんか。「魂の救いは、福音を宣言すること。それは、心満たされた貧しい者が腹をすかせた貧しい友人に食べ物のある場所を伝えることと同じである」

峯岸麻子

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