イエス様復活!

イースター(復活際)おめでとうございます!

日本では新年を迎える前の年末に大掃除を行う習慣がありますが、ここアメリカでは、イースターを前に大掃除し、イースターの朝から生活用品を新調する方も多くおられるようです。ですから、この時期になると掃除用品やまた新しいドレスなど宣伝広告が多く出てきます。それほどにイースターの朝は私たちにとって大切な日、喜びの日なのです。

イエス様が十字架にかかられた時、イエス様の母マリア、その姉妹、クロパの妻マリアとマグダラのマリアがそばにいた(ヨハネ19:25)とあります。そして、翌日の夕方、安息日が終わるのを待って、イエス様の体に塗る香料を買いに行き、週の初めの日、早朝にイエス様のお墓へ行きました。(マルコ16:1、2)するとどうでしょう、墓から石が取り除けられているのです。すぐにマリアは走って行って、ペテロとヨハネにそのことを告げます。

ペテロとヨハネが墓を確認して自分のところへ戻った後も、マリアはその場を離れずに泣いていました。泣きながらも身をかがめて墓の中を覗き込むと白い衣を着た二人の御使が見えます。

「彼らはマリアに言った。『女の方、なぜ泣いているのですか。』彼女は言った、『だれかが私の主を取って行きました。どこに主を置いたのか、私にはわかりません。』」ヨハネ20:13

マグダラのマリアがこう言って後ろを振り返るとイエス様が立っています。しかしマリアはそれがイエス様であると分からず、園の管理人だと思って聞くのです。「もし、あなたがあの方を運び出したのなら、どこに置いたのか教えてください。私が引き取ります。」

『イエスは彼女に言われ『「マリア。』彼女は振り向いて、ヘブル語で『ラボニ』、すなわち『先生』とイエスに言った。」 ヨハネ20:16

マグダラのマリアは、イエス様の十字架上での苦しみ、その死を見届け、イエス様がどこの墓に葬られるかまで全部見届けていた人、イエス様にの下で学んでいた人です。以前は、7つの悪霊につかれて苦しんでいた者でしたが、それをイエス様によって完全に癒された人でした。そして、イエス様の「マリア」の声に霊の目が開かれ、先生だ!「ラボニ」と言葉を返すのです。

「マグダラのマリアは行って、弟子たち『「私 は主を見ました」と言い、主が自分にこれらのことを話されたと伝えた。』 ヨハネ20:18

マリアは復活されたイエス様の指示に従って”イエス様復活の最初の証人”として出ていきます。イエス様の復活後、イエス様の弟子である12使徒たちをリーダーに初代教会は爆発的な成長をしていきます。その使徒たちの条件は何であったか。

それはイエス様の地上生涯を一緒に過ごした者(ヨハネのバプテスマから始まって、天に上げられる日まで)すなわち復活の証人であるということでした。

使徒と呼ばれる人は、12弟子だけではなく、パウロやバルナバもいます。当時のユダヤ社会では、女性の地位は無に等しく、数に数えられることがなく、ましてや証言する権利を与えられていませんでした。

しかしイエス様は、エリートの弟子たちよりも誰よりも最初にマグダラのマリアの前に現れ、最初に語り掛けられ、マリア自身をイエス様復活の最初の証人として立てたのです。

今ウクライナ紛争の最中、死者900人超、負傷者1500人を超えています。日本でも東北大震災から11年たったすぐ後で、また東北地方を中心に大きな地震が起こりました。現場におられる人々の恐れ、痛みはどれほどかと胸が痛みます。

しかし、イエス様が復活されました!

この地上で一番苦しい、悲しんでいる方のところに、今日も振り返るとイエス様が私たちの名前を呼んでくださるのです。このお方こそが、絶望から希望へ、悲しみから喜びへ、死と滅びの世界から、永遠の命の世界へと導いてくださいます。

このお方の御声に応え、私たちも主の証人としてイースターの朝を迎えさせていただきましょう。

キム・明子