クリスマスおめでとうございます!
12月はクリスチャン人口が少ない日本であってもクリスマスソング、神様への賛美が町中に響き渡ります。また多くの教会、クリスチャンがクリスマスコンサートや、クリスマス会を企画します。それは、少しでもイエス様の愛をお伝えしたいからです。
信仰で一番大切なことは、「神様との関係」です。それは、私たちの目線で判断するものではなく、「私と神様」との個人的な関係があるかどうかが重要です。
イエス様が来られる前は、大祭司しか至聖所には入れませんでした。至聖所というのは、神様がおられるところです。しかし、イエス様が十字架で死んでその身を割かれたことによって、私たちの霊は、直接神様と交わりが持てるようになりました。
主の前に進み、ひれ伏して過ぎた一年をゆっくり振り返ってみましょう。神様がどのように私たちと共におられたのか、どのように語り続けてくださっていたのか、耳を澄まし、主のみ声を聞こうではありませんか。
ペテロはイエス様のお言葉一つで、全てを捨てて従った一番弟子でした。イエス様が弟子たちに向かって、「あなたは私を誰だといいますか。」との質問に、ペテロが答えます。
「あなたこそ、生ける神の御子キリストです。」ペテロのこの発言2、イエス様はどれほど嬉しく思ったことでしょうか。
しかし、そのペテロがイエス様の最も苦しみの時に、呪いの言葉まで用いてイエス様を否定しました。
鶏の声に我に返り、大泣きするペテロ。二度と立ち上がれないと彼は思っていたことでしょう。しかし、イエス様は復活後、ペテロに現れ、大漁を与え、食事を共にし、ペテロに語りかけるのです。
「ヨハネの子シモン。あなたは、この人たち以上に、わたしを愛しますか。」ペテロはイエスに言った。「はい。主よ。私があなたを愛することは、あなたがご存じです。」イエスは彼に言われた。「わたしの小羊を飼いなさい。」ヨハネ21:15
イエス様はこの質問を3回繰り返してペテロに言われました。2度と立ち直れないと思うほどの失敗をした、裏切りをしたペテロを諦めず、イエス様の方から、「私を愛するか。」と繰り返しました。彼の心を癒すように、イエス様のお心を伝えたのです。そして最後、「わたしに従いなさい。」と言われるのです。
私たちは罪に縛られてはいけません。イエス様が赦すことができないものはありません。赦していないのは私たち自身です。全ての思い煩いを注ぎだして、悔い改め、癒していただきましょう。
新しい年は、皆様の上にイエス様が特別に語られる年、主の素晴らしいご計画がなる時となりますように!祈ります。
前原