パウロ書簡(ヘブル書を入れて14巻)には ”In Christ ” という言葉が160回程使用されているそうです。今号は短いコロサイ人への手紙からその一部を追跡、学んでみましょう。

英語の” In Christ”という語を NIV(New International Version) からその一語、一語をチェックしました。”In Christ”に相当した代名詞”In Him”で受けている場合も、同じ意味として数えると13回の活用があります。

以下にその言葉の出所をリストし、訳は口語訳を使用しました。新改訳、共同訳、その他の訳の聖書をお読みの方は、比較しながら学びますと、翻訳の難しさとか、原文の意味の解説の発展等が想像できるでしょう。これだけ数多く使われている背後には、この言葉がどれだけ大事であるか、また一般に広範囲に用いられているギリシャ語であろと想像できましょう。13回の中から、今回は幾つか取り上げて、今月の学びとしましょう。

1)13回の”In Christ” の使用と訳:

この言葉は1章2、4、20、28節、2章3、5、6、7、9、10、11、17節、3章11節、計13回現れています。口語訳では「、、、にある」「、、、に対して」「、、、にあって」「、、、のうちに」「、、、こそ」と ある。英語の In Christの一つの言葉が、日本語訳 では5つの違った表現が使われています。日本語がいかに難しいかがわかります。これは一つの発見です。

2)「キリストにある聖徒たち」、1:2:

コロサイ人への手紙の宛先はコロサイにいる信徒、忠実な兄弟たちへとなっています。勿論、姉妹たちもはいっています。コロサイという町は小アジアにありますが、黙示録の7つの教会の一つではありません。その一つであるラオデキヤの教会のすぐ東側に位置しています(地図で確かめて下さい)。

この手紙は回覧板のようで、最初、コロサイの教会に送られ、その後はラオデキヤの教会で朗読するように、また、ラオデキヤに送られた別の手紙がコロサイの教会でも朗読されるように、回覧が勧められています(4:16)。

 

3)「彼によってご自分と和解させて下さったのである」、1:20:

この言葉の前半にこう書いてあります「そして、その十字架の血によって平和を作り、万物、すなわち、地にあるもの、天にあるものを、ことごとく、、、」。キリストによって私たちを聖徒として下さったのは、先ず、神様との和解が先決でした。

神を知らない私達は、神に敵対する者と呼ばれ、神の救いの計画に無知で霊的な盲目でした。そのような私達に宣教の働きを通し福音の恵みに預からせて、キリストの十字架の血に目が開かれました。

それは敵と和解、裁きから赦しに、呪いから祝福に、死から命に、永遠の裁きから永遠の命に移されることでした。パウロは2章14節で「神は、わたしたちを責めて不利におとしいれる証書を、その規定もろともぬり消し、これを取り除いて、十字架につけてしまわれた。」と、キリストにあって私たちは凱旋した、勝利したと宣言します。

 

4)「、、彼にあって歩きなさい」、2:6:

本6節の前半は「このように、あなたがたはキリスト・イエスを受け入れたのであるから、」とあります。要するに、イエス様を受け入れた私達は、イエス様のように、或いはイエス様が喜ぶように信仰生活を歩めと勧めます。この節の後にこの世のだましごとの教え、また罪の中にいたが、キリストにあって赦され、罪に対して凱旋した、とパウロは続きます。

もし、キルストにあって聖徒として称号を与えられるならば、私達はキリストの教えの中に歩むべきで、またしてもこの世と妥協するような罪の生活をしてはならない。それは、キリストの名を恥ずかしめることで、聖徒の名に相応しくないからです。

   私達の信仰生活は 「In Christ 」

「キリストにあって」という考えを軸に歩みたいものです。

前原利夫

ご案内

 

私の生き方はキリストにある生き方であるか、私の人間関係はキリストに対する関係のように歩んでいるであろうか。 In Christ, キリストにあってという吟味の中で、日々の生活を判断していきたいものです。一言で言うなら、イエス様ならどうするか。

      

前原利夫


cropped-gvic_banner1.jpg
ゴスペルベンチャーインターナショナル教会
Gospel Venture International Church (GVIC)
17811 South Western Avenue, Gardena, CA 90248 U.S.A. Tel.(310) 527-6112
www.gospelventure.com/


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


Post Navigation