「われらを導く」 讃美歌467 | Guide me, O Thou Great Jehovah
Guide me, O Thou Great Jehovah
「あなたこそ、私の巌、私のとりでです。 あなたの御名のゆえに、私を導き、私を伴ってください」
クリスチャンにとって重要なことのひとつは、神に導かれることです。神に導かれているという確信がなければ、私たちは簡単に人生に迷ってしまうでしょう。
「われらを導く」は18世紀、24才のウェールズ人牧師、ハウエル・ハリスによりウェールズ地方全域で広がったリバイバル運動の結果生まれた讃美歌です。20才のウィリアム・ウィリアムズも、熱狂的な説教と会衆賛美で人々を導くハリスにより人生を変えられた一人でした。
裕福な農家の家に生まれた青年ウィリアムズは医師を目指していましたが、ハウエルの力強い挑戦のメッセージを聞き、自分の人生を神と伝道に捧げる決心をします。ハウエル同様、ウェールズ全体を自らの宣教区と捉えたウィリアムズは、以後40年間、16万キロを旅しました。
歌詞に登場する鮮烈かつ象徴的なイメージはすべて聖書から取られたものです。そこに描かれているのはエジプトからカナンに更新するイスラエル人の姿。不信仰のゆえに40年もの間、約束の地に入ることができなかったとはいえ、神は彼らに毎日マナを与え身体の必要を満たされました。
荒野において水が不足し、イスラエルがひどく弱さを覚えたことが二度ありましたが、神の示しによってモーセがその杖で大岩をたたくと透明で新鮮な水が流れ出し、彼らの命を救ったのです。
また昼は雲の柱、夜は火の柱によって、神は彼らを導き続けました。今日という日を過ごしていくとき、どんな小さな決断においてもあなたの人生にある神の約束を宣言しましょう。神を褒めたたえることから、一日を始めるのです。
峰岸麻子
詩篇16:11、32:8、イザヤ58:11、ローマ8:14参照
Taken from [Amazing Grace] ©Copyright
September 22, 2017, Kenneth Osbeck,.
Published by Kregel Publications,Grand Rapids, MI
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