「疲れしこころを」賛美歌360 “O Love That Wilt Not Let Me Go”
O love that wilt not let me go.
「主は遠くから、私に現われた。「永遠の愛をもって、わたしはあなたを愛した。それゆえ、わたしはあなたに、誠実を尽くし続けた。」 エレミヤ書31:3
多くの思いが注がれ、芸術的な構成で産み出されたこの讃美歌の歌詞は、本当に素晴らしいものです。これは、敬愛されていたスコットランド人牧師、ジョージ・マチソンにより書かれました。
全盲であった彼は、執筆活動を「大いなる心の苦しみが生み出す実」と表現しています。目の見えない彼は、「心の苦しみ」を通じて様々なことを思い描きながら、歌詞を紡ぎ出したのでした。
はっきりとした証拠はありませんが、この讃美は妹の結婚式に際し、マチソンが自分の過去を振り返り書いたというのが通説となっています。当時、マチソンは、大学時代に知り合った女性と婚約をしていました。
しかし、妹の結婚式直前に、マチソンの視力が遠からず完全に失われるという診断がなされました。そしてマチソンがその事実を婚約者に伝えると、彼女は「私は、全盲の牧師の奥さんにはなりたくありません」と言ったのです。
恋人に拒否されるという苦い思い出を引きずっていたマチソン。だからこそ、決して破られることのない永遠の愛を思い、このように美しい歌詞を生みだすことが出来たのかもしれません。
この地での人間としての苦しみや困難があったとしても、神の永遠の愛の内に休みましょう。この讃美の歌詞が、そのようなあなたの心の支えになりますように。
峰岸麻子
ローマ8:35-39、Ⅰジョン3:1、黙示録1:5、6参照
Taken from [Amazing Grace] ©Copyright
September 22, 2017, Kenneth Osbeck,.
Published by Kregel Publications,Grand Rapids, MI
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