「慕いまつる主なるイエスよ」聖歌557
Greg Allen(1812ー1877)が作曲したこの歌に、Thomas Dorsey(1899ー1993)が
「Precious Lord, take my hand」の歌詞を創作しました。Dorsey氏は妻と幼児の息子の死に遭い”嵐しの中で、闇の中で”と主に叫びました。
この体験を通して歌詞が創作され、不思議な方法で多くの人が慰めを受けました。この柔らくソフトな歌詞は1932年、黒人ゴスペル・ミュージシャンの作品で、以来クリスチャンの間でポピュラーになりました。
Dorseyはジョージヤ州生まれの牧師の子で、ジャズやブルースの作曲に成功したが、やがて神から離れて行きました。しかし死に直面した時に 奇跡的に助けられ、主に再び戻って来ました。
彼の生活は全く変わり、ゴスペルソングの創作と教会でも歌うようになりました。ミズリー州のセインツ・ルイスのリバイバル集会の時でした、妻と幼児の息子の訃報が届きました。驚愕し痛みに打たれ、彼は”神よあなたはわたしにとって今は一文の値打ちもない”と泣き叫びました。
数週間後、ピアノのキーボードを弾きながら彼は馴染みの"Precious Lord"( 慕いまつる主よ)と歌い始めました。翌週日曜日、シカゴのエベネゼル・バプテスト教会の聖歌隊は彼の伴奏で新しい歌詞で賛美しました。その時の教会は”割れんばかり”であったという。神は彼が250のゴスペル・ソングを創作するまで彼の手をとって導かれました。
英語と日本語の歌詞1節を紹介します:
Precious Lord, take my hand,
lead me on, help me stand –
I am tired , I am weak, I am worn:
Thro’ the storm, thro’ the night,
lead me on to the light
Take my hand, precious Lord,
lead me home.
慕いまつる主なるイエスよ、
とらえたまえわれを
道に迷い疲れはてしよわき僕われを
(2,3節は裏面の知らせ欄に続く)
(Amazing Grance by Kenneth Osbeckの 中から一部翻訳)
前原利夫

ゴスペルベンチャーインターナショナル教会
Gospel Venture International Church (GVIC)
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