「主イエスのみそばに」聖歌475番 “Near to the Heart of God”
主イエスのみそばに “There is a place of quiet rest" – 関根 宣義
「私のうちで、思い煩いが増すときに、あなたの慰めが、私のたましいを喜ばしてくださいますように。」 (詩編 94:19)
人生では、想定外の問題や危機に囲まれるという状況がしばしば起こります。強い信仰を持つクリスチャンの人生ですら、混乱と絶望が深まる中でも、神の御元を避け所とする私たちは、ストレスや困難に対し、冷静さや安定感を失わないように努めるべきです。プレッシャーや人生の暗闇を避けることはできません。
しかし、主が与えてくださる霊的な強さをもって立ち向かうことができるのがクリスチャンです。「主イエスのみそばに」安泰を保つ時、贖い主イエス様だけが提供できる休息、慰め、喜び、平和が見つかり、私たちは心の内に平穏と勇気を持って、日々過ごすことができるのです。
これこそが、慰めに満ちた本聖歌の中にマカフィーが込めたメッセージです。本聖歌を制作した時、彼はどん底にいました。シカゴの第一長老教会の牧師である彼の元に届けられたのは、かけがえのない姪2人がジフテリアで亡くなったというショッキングなニュースでした。彼は、神と御言葉に助けを求めます。
すると悲しみに満ちた心に、この歌詞とメロディが流れて来ました。葬式の日、2人の家の外で涙に声を詰まらせながら、彼はこの聖歌を歌います(感染防止のため、家は立ち入り禁止)。続く日曜日、教会での聖歌隊の賛美により、本聖歌は広く知れ渡るようになりました。以来、苦しみの中にある多くのクリスチャンに、慰めと霊的な癒しを届けています。
峯岸麻子
詩編34:18、73:28、伝道の書5:1、マタイ11:28-30、へブル4:16参照
Taken from [Amazing Grace] ©Copyright
September 22, 2017, Kenneth Osbeck,.
Published by Kregel Publications, Grand Rapids, MI
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