「いのちのいずみに」 聖歌(273)| Come ,Thou fount of every blessing
「主よ、あなたはわが神、わたしはあなたを あがめ、み名をほめたたえる・・・」イザヤ書25章1節
使徒パウロは第一コリント人への手紙14章15節で” わたしは霊で祈ると共に、知性でも祈ろう。と、語っています。
「霊で賛美を歌うと共に、知性でも歌おう。」こう教えていますが、一人一人が会衆賛美をこのように理解すると、そこには大きな違いが出てくるでしょう。皆んなが楽譜通り歌えるわけではありませんが、神の霊が宿っていたら誰でも賛美を喜んで捧げることでしょう。
本日ご紹介する聖歌、「いのちのいずみに」 聖歌(273)| Come ,Thou fount of every blessingの作詞者のRobert. Robinson(1735ー1789)はロンドンに住んでいましたが、彼はティーンの頃は放蕩で不良の仲間でした。
17歳の時、当時有名な伝道師 George Whitefield の伝道集会に出席しました。その目的は、”哀れで迷えるメソジストの信徒たちを”あざ笑うためであったが、彼はキリストに捕らえられキリストを自分の救い主として受け入れました。
その後、ロビンソンは福音を伝えるよう神の召しを受け、暫くして、ロンドン、ケンブリッジの比較的大きなバプテスト教会の牧師になりました。彼は若い年にも拘らず、有能な牧師、学者として色々な神学書を出し、また何曲かの賛美歌と23歳の時にこの「いのちのいずみに」を作詞しました。
「いのちのいずみに」 聖歌(273)| Come ,Thou fount of every blessing
日英の一節を紹介しましょう;
Come, Thou Fount of ev’ry blessing,
Tune my heart to sing Thy grace:streams of mercy,
never ceasing call for songs of loudest praise.
Teach me some melodious sonnet by flaming tongues above;
Praise the mount – I’m fixed upon it-
Mount of Thy redeeming love .
いのちのいずみにましますイエスよ
ゆたかにながれてうるおしたまえ
まことのことばにかわきしわれも
いとをばととのえ恵みをうたわん
(訳注:聖歌292「きょうまでまもられ」は同じ曲で 笹尾鉄三郎氏の作詞です)
Taken from [ Amazing Grace] ©Copyright September 22, 2017, Kenneth Osbeck,.
Published by Kregel Publications, Grand Rapids, MI. Used by permission of the publisher.
All rights reserved. (一部私訳、前原利夫)
ゴスペルベンチャーインターナショナル教会
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コメント一覧
讃美歌を検索していてこちらに参りました。連合の会合などで何回かはそちらに伺ったことがございます。この讃美歌ですが作者のロビンソン牧師のその後をご存じですか。この讃美歌が出来てから何十年か後に乗合馬車に乗っていた女性がこの讃美歌を口ずさんでいた時に馬車の前の席に座っていた男性にこの讃美歌の事をきいたそう聞いたそうです。初めは無視していた男は最後には泣き出して「知って居るよ、それは私が作ったんだ。」と」言ったそうです。身なりから明らかに牧師ではない。3番の。prone to wander, prone to leave は彼の後の人生を予測していたのでしょうか。我々もこの讃美歌を歌うたびに自戒する必要が有るのではないでしょうか??神からの平安をお祈りいたします。