親友の救い(3)
1974年、二度目の留学の時にUSCのクラスメートとの出会いを思い出すと、全てが神様の御計画だったのだなあと感じています。
彼女の名前はギタ、イランからの留学生で5歳年下の美しい気品のある学生でした。最初のクラスからとても気が合いすぐに、姉妹のような関係になりました。その時はイランという国がどんな国か全くわからず、彼女からたくさんの事を学びました。
しかし、彼女はとても熱心なイスラム教徒で朝昼晩、身体を清め真剣に彼女の信じている神にひれ伏して祈りを捧げていました。あの熱心さはクリスチャンの私にはショックでした。その日からずっと彼女の救いを毎日祈り始めました。彼女の信じているアラーの神がどんな神なのかギタに聴きました。
マホメッドにある日、大天使ガブリエルが現れ啓示を与えられた。それがイスラム教の始まりだそうでした。父の子であるキリストは神であり、天の父と聖霊とを三位一体として信じている私にとって、いつの日かギタが真の神様、イエスキリストに出会えることを切に願いました。
今から7年まえに、私がハワイ在住の時、ギタはUSCで職を得ていましたが、同僚に誘われて教会に初めて行きました。牧師の説教を通して生けるキリストに出会い、聖霊に満たされました。そして信仰生活を始め、洗礼式を迎えました。
その時に偶然ではなく、神様の御計画に導かれて、私もロスに来ていてギタの洗礼式に出席しました。パサデナにあるプロテスタントの教会で涙ながらの証を聴きました。この動画がインターネットで流れたために、イランには戻りにくくなりましたが生けるキリストを信じて生きる喜びが溢れ出ていました。
その中でギタが、“私のために40年以上祈っていてくれた親友、あきがこの場に来ています。本当にとりなしの祈りをありがとう”と涙ながらに証ししていました。私も神様の素晴らしさに感謝しました。
今は聖霊に燃やされて毎朝、私にみ言葉を送ってくれます。
鈴木あき
ゴスペルベンチャーインターナショナル教会
Gospel Venture International Church (GVIC)
17811 South Western Avenue, Gardena, CA 90248 U.S.A.
www.gospelventure.com/
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