信仰告白編(後半) | 大久保 満
すると、突然、その大学生は、私の右手首をげんこつでたたき出したのです。その衝撃は、丸テーブル中央に置かれていた醤油瓶が倒れたほどでした。私は驚いて、思わず手を引きました。
そして、ヒリヒリする手首をさすりながら、また、心臓がバクバク鳴る中で、その大学生の顔を見ました。すると、暗く表情がはっきり見えない中でも、その大学生の目には、大粒の涙が溢れているのが分かりました。大学生は震えた声でこのように言いました。
「イエス様は、満の罪のために死んでくださったのだぞ。本当は満が受けなければいけない罪の罰を身代わりに背負って、十字架で死んでくださったのだぞ。つまり、満、おまえの罪が、イエス様を十字架に架け、殺した、という意味なのだぞ。おまえは、その事を本当に分かった上で、天国に行けると言っているのか。」
私は、その言葉を聞いた時、私の頭の中で衝撃が走りました。今まで、自分の罪がイエス様を十字架に架けた、という事を考えたことがなかったからです。それまでは、教会で聞かされたことを何の疑いもなく、「イエス様は私たち人間のために、十字架で血を流し、死に、そして三日目に死から生き返った」という歴史的な事実として受け入れていました。
しかし、この時、初めてイエス様の十字架の死と復活は、私自身のためだったのだ、すなわち、個人的にイエス様を自分の罪からの救い主として信じ受け入れる必要があることが分かったのです。
ふとテーブルを見ると、衝撃で倒れた醤油が私の方に向かって流れていました。それは、まるでイエス様が私のために流された血に見えました。それを見た時に、私の心は熱くなり、感動して、私の目にも大粒の涙が流れ出ていました。そして、その時、主イエス様を個人的な罪からの救い主として信じ受け入れました。
私の信仰告白を聞いた大学生は、喜んで、私のために祈り、そして、温かいハグをしてくれました。その感動は、今も忘れません。
大久保 満

ゴスペルベンチャーインターナショナル教会
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