救いの証(4) | クラーク・マリエ 

暴力の生活が11年を過ぎたころ、夫が他に女性を作り家に殆ど帰ってこなくなりました。

私は父から、父のよく知るおでん屋の女将さんの妹さんがオーシャンサイド住んでいるので、何か力になってくれるかもしれない、連絡してみるようにと言われ、連絡しました。彼女は本田悦子さんという方で、クリスチャンでした。

見ず知らずの人に連絡を取るのは抵抗がありましたが、ある時勇気を振り絞って本田さんに連絡しました。そこで、その本田さんが通っている教会で、昔牧師をなさっていたフィリップ・ウォーターズ先生をご紹介くださり、師は、離婚のことで苦しい状況にあった私に手を差し伸べて下さいました。

弁護士を雇うお金、自分の母国ではないこの地で弁護士を雇って夫と闘う勇気が無かった私に、暖かく言葉をかけてくれ、そして手付金の5000ドルを教会のファンドから出してくださったのです。

自分の親ですら何も行動をしてくれなかったのに、彼は、オーシャンサイドから2時間をかけて、私に会いに来てくださり、弁護士との1番最初の電話ミーティングを共に過ごしてくださりました。

母には離婚と暴力の件を相談しても「そんな相手を選んだあんたが悪いと言われてしまい、「やっぱりダメだ」と諦める気持ちが湧き、その後も色々経過を報告していましたが、「良くわかりません」と言われ、連絡しづらくなりました。

ただ、子供たちのことを可哀想だと言ってくれました。一方ウォーターズ先生は何度も電話で相談にのって下さり,その都度お祈りをして下さいました。初めて経験したお祈りは抵抗なくスッと入って来て、毎回涙しました。ウォーターズ先生の人柄に大変感銘を受け、彼を見ているうちに自然と教会へ行ってみよう、聖書を学んでみよう!という気持ちになっていきました。

私達家族を教会へと向かわせたのは、「是非行った方がいい」という言葉ではなく,彼の人柄と生き様だったのです。同様に本田さんも、聖書に関わる冊子を送ってくださったり子供達へクリスマスのお祝いをくださるなど、とても暖かく接して下さり、私の心は癒され,感激し、キリスト教へと傾いて行きました。

ウォーターズ先生が前原先生のいらっしゃるこのGVICを紹介して下さり、私たち家族は2022年からGVICに通い始める事となったのです。

クラーク・マリエ



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