「救い主イエスと」聖歌590番 “All The Way My Savior Leads Me”
救い主イエスと
歌：マツオ・ユリ & NCM2
「この方こそまさしく神。世々限りなくわれらの神であられる。神は私たちをとこしえに導かれる」（詩編 ４８：１４）
神さまは、私たちの人生全体に計画を持っておられますが、その計画が見えなくて、がっかりしてしまうことが私たちにはよくあります。しかし、神さまは私たちに長期的な計画を見せるのではなく、日々の一歩ずつの歩みを導いてくださるのです。
本聖歌の作詞者は、ファニー・クロスビーです。
ある日、どうしても必要な５ドルの都合がつかなかったクロスビーは、いつものようにそのことについて祈り始めました。すると数分後にかっきり５ドルを持った見知らぬ男の人が、玄関先に現れたのです。その時のことについて、彼女はこのように話しています。
「神さまがこの優しい男性の心に語り掛けてくださった、という以外、まったく説明がつかない出来事でした。主がこんな風に私を導いてくださっている、その素晴らしさに思い至り、すぐに詩を書きました。その詞に、ローリー博士が曲をつけてくださったのです」彼女の感謝の思いから出来上がった本聖歌は、１８７５年に発表されました。
目の見えない人にとって、先導してくれる人や道や場所の状況を押してくれるモノの存在は、とてつもなく重要です（クロスビーも、生後６週間の時に医療ミスで視力を失っていました）。彼らは、転倒の危険や先の見えない状況に常に最大の注意を払いながら生活をしています。
私たちの人生においても、そこにある障害や厳しい場所を避けられるという約束はありません。しかし、神さまはどんな時にも私たちと人生を一緒に歩み、一歩一歩を導き、必要な時には恵みで包んでくださると、約束してくださっています。
峯岸麻子
詩編３２：８、ヨハネ１０：３－５、ローマ８：２８、
Iコリント１０：４ 参照
Taken from [Amazing Grace] ©Copyright
September 22, 2017, Kenneth Osbeck,.
Published by Kregel Publications, Grand Rapids, MI
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