わがたましいを 賛美歌273 | Jesus, Lover Of My Soul

2022年2月6日


Jesus, Lover Of My Soul – Fernando Ortega

「 「主はいつくしみ深く、苦難の火のとりでである。
主に身を避ける者たちを主は知っておられる。」 ナホム1:7

人間は神に頼るということは、世の東西を問わず多くの人が認めるところでしょう。チャールズ・ウェスレーが作った6,500を超える詩の中で、この「わがたましいを」が最も愛される賛美になった背景に人間のこのような思いがあった、そのことに疑いの余地はありません。1740年に書かれたこの賛美は、時を超え、「人生の嵐」を潜り抜けてきた数多の人々に、大きな励ましと安らぎをもたらしてきました。

この賛美歌を特別なものにしているのは、シンプルでありながら鮮烈な印象を与えるその歌詞であり「英語賛美歌の中で、最も心を打つ作品」と呼ぶ人もいるほどです。また、「愛する人」「癒し主」「泉」「翼」「漕ぎ手」と言った言葉でキリストを賛美している点も、非常に重要です。しかし何よりも素晴らしいのは、全人生そして永遠において、キリストの慰めと守りがあるということを絶対的に保証している点でしょう。

ウェスレーがこの詞を書いた時、何か特別な事件やきっかけがあったかどうかは定かではありません。アメリカからイギリスに帰国する船旅の途中で、ウェスレーは恐ろしい嵐に巻き込まれたことがあります。

それを考えれば、この歌詞に航海に関する記述があることも腑に落ちます。ウェレーに関しては、難を逃れようとした鳥が彼の家に紛れ込んできたという話や、ウェスレーのミニストリーに反対した暴徒に襲われた時に、生け垣の下に隠れたという話もありますから、そうしたことが背景にあるかもしれません。

また、アルターズゲートでドラマチックに回心する以前、神様との間に平安を見いだせずに苦しんでいた若き日の自分自身を描いているのだと言う人もいます。

この賛美の元となり得たウェスレーの様々な経験と出来上がった賛美歌の素晴らしさを考えれば、実生活を通して学ぶ神の真理が私たちにとっていかに重要かということが分かると思いませんか?

峯岸麻子

詩篇37:39、40、IIコリント1:3-7、黙示7:17参照
Taken from [Amazing Grace] ©Copyright
September 22, 2017, Kenneth Osbeck,
Published by Kregel Publications, Grand Rapids, MI
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