神様の約束は必ずなると信じているにもかかわらず、“この父が信仰を持つのは至難の業”と思っていましたが、振り返るととてもスムーズで自然な導きに、聖霊様の働きを思わずにはいられません。

イエス様を信じて9ヶ月後に父は心筋梗塞で倒れます。元々糖尿病を患っている父の心臓は、末期症状で、初めての心筋梗塞であったにもかかわらず、命の一刻を争うほどに悪くなっていました。しかし、神様は1年3ヶ月の間、父を生かして下さったのです。

私の祈りの一つに、“父と母の夫婦の回復“という課題がありました。
父は愛情深い人ですが、母に対して夫らしい優しさはなく、自分のイライラをいつもぶつけていましたし、母も威張っている父、飲んで遊んでばかりいる父を全く尊敬できません。この難しい課題を、夫婦の現状はそうであっても娘の私は、仲良くなって欲しいという思いで祈っていました。

入院と施設の繰り返しの生活の中で、母が二日置きに洗濯物を届け、父を面会します。
畑や庭仕事を一生懸命していた父を励ますために、母は、父の畑、庭の仕事をして、収穫を写真に撮って父に見せ、父からのリクエストを必ず揃えて持って行き、少しおしゃべりをして帰るのだそうです。父は几帳面な人で、毎日メモ帳にメモを書き母に渡します。

両親の会話:「お父さん、子供達の写真を持ってきたよ。」「お、これがないとよ、忘れちゃうからよ。」と喜んで、娘や孫たちの写真をベットに貼り付けます。

「お父さん、畑でナスが取れたんだよ。」と写真を見せると、その写真も貼って、「おめえがやったんか。おえめはたいしたんもんだな〜」と母の作ったナスを喜んで褒めます。

「オラぁよ。せがれの事だけが心配でよ。そのこと考えると眠れねんだ。」
「お父さん、あの子は大丈夫だよ。仕事も頑張ってるよ」と母が言うと、「お前がそう言うんじゃ、大丈夫だな。奴は、大丈夫だ。」と安心した顔をする父。

「お父さん、今日は仕事で早く帰らないといけないのよ。」と母が言うと、「帰れ、帰れ、こんなところに長いとこ居ちゃいけねぇ。早く帰れ!」と言って母が見えなくなるまで見送ってくれる父。

母は、何度となく仕事や息子のことで辛い中にあったとき、父との会話でどれほど慰められたかわからなかったそうです。父はとびきり優しい夫に変えられました。母は、父から褒められ、優しくされることで、もっともっと、父のために尽くす妻と変えられました。
一生懸命介護をしている母の様子を見て、両親の会話を聞き、私たち子供たちは、心がとても癒され、喜びの泉がわくようでした。

父はとても良い人と変えられて、この世での人生を終えました。神様は素晴らしいことをなさるお方です。

キム・明子


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