1年半のアメリカ、ミシガン州での留学生活は、思った以上に大変だった。初めての寮生活で、まづ困ったことは、日本の大学で学んだ英語がさっぱり通じなく、彼らのアメリカン・イングリッシュもちんぷんかんぷんだった。毎朝、アメリカ人のルーム・メートが部屋を出る時に「ハンギング・ゼア~~~!」と言って出て行くのだった。

私は「彼は私に天井のどこかに首をつって、ぶら下がれと言っているのだろうか?彼は日本人の私が嫌いなのでは?」と朝から苦しみ悩むのだった。学校に行くと、なぜかクラスのみんなが一生懸命ノートを見てるので、「なぜノートを見ているですか?」と尋ねると、「今からテストがあるの知らないのか?」と言われ、心臓が止まりかけたのだった。

そんな私にとって唯一大きな慰めとなったのは、アメリカに来て、カリフォルニアのコスタ・メサ市にある「カルバリー・チャペル」という教会でのすばらしい経験だった。

当時3,000名入る教会堂で毎晩チャック・スミス牧師による「聖書の学び」の時があり、英語の良くわからない私にも、日本語の聖書を開きながら学ぶ時、イエス・キリストの愛が心の奥深くにまで満ちてくるのだった。また、毎週土曜日の夜7時半から「マラナサ・コンサート」と言って、クリスチャン・ロック・バンドによる伝道集会が持たれ、ヒッピーのような長髪とひげの彼らが日本の一般のバンド以上に上手な演奏で、しかし神様を賛美してるのだった。

演奏が終わってから同じようにロング・ヘアーの牧師が聖書を開いて説教し始めるのだった。そして、「今夜あなたも、イエス・キリストを救い主として心に迎い入れませんか?」と言うと、100人近い若者達が、講壇前に来るのを見て、とても感動したのだった。

ミシガン州の苦しい生活の中で、「いつか日本の教会にも、このような賛美伝道で救われる若者達が起こされる日を期待しよう!」と自分に励まし続けたのだった。「ハンギング・ゼア~~!」それは「(苦しくてもあきらめずに)頑張れ!」という意味だということを知って、初めて、アメリカ人の優しさを知るのだった。

織田恭博


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